Hey! Say! JUMPのダンス
Hey! Say! JUMPの魅力といったらやはり揃っているダンスである。9人もの大所帯のグループであれだけダンスが揃っているのは凄い。
以前の記事で私はダンス経験者であると少し言いましたが、揃えるのって難しいんです。
手の角度が少し違えば揃って見えなくなったりするものです。小物なんて使うと尚更揃えることは難しくなるのです。
―JUMPといえば一矢乱れぬダンス。"統一感"か"個性"か、グループによって考え方は様々ですが、JUMPがシンクロ率にアイデンティティーを置く理由は?
知念:大所帯だから自ずとそこに行き着くんです。2つ、3つならまだしも、こんだけの人数が各人、個性を出していると、ゴチャゴチャしちゃってとこ見ていいか分からなくなっちゃう。だったら全体を見てもらった方がいいから。
八乙女:ダンスがそろっていれば身長差も不自然に見えないしね。
有岡:こうなったのって『「ありがとう」~世界のどこにいても~』(10年)ぐらいからだっけ?
八乙女:そうそう、『ありがとう』のサビの振り付けがすごいシンプルで、そろわないとダサいぞってなったんだよね。"指は離れてるの?閉じてるの?"とか、細か~いところを、嫌になるくらいお互い言い合って。以来、気が付いたらそろえるクセが付いてる。最近はむしろ"ここはそろえず、崩そう"ってこともあるくらい(笑)
[日経エンタテインメント!2015年9月号]
『ありがとう』から揃えるクセがついて、その後も継続するという努力が素晴らしい。私の中で、ジャニーズのダンスってJUMPを見る前はあまり踊りが揃っているというイメージがなかった。なので、JUMPを見たときの衝撃は大きい。
Hey! Say! JUMPはダンスを揃えることによって他のジャニーズと違う魅力のあるグループになっただろう。これからのダンスにも期待したい。